読んだ本
- 作者: 萩原久美子
- 出版社/メーカー: 太郎次郎社エディタス
- 発売日: 2006/07
- メディア: 単行本
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twitterで話題になっていたので借りてみた。
「ワーキングマザー」なんて言葉もなくなってしまえばなあと思うのですが、子どもができてからは以前の働き方とあまりにギャップがあり現状ではワーキングマザーです。制度もある会社だし休みやすいし恵まれているとはいえ、いろいろあります。1章2章はちょっと泣きそうでした。旦那とは、同じ子どもがいて働くでも意識が異なるので同士ではないんだなあと感じます。残業もできず泊まり出張もいけず突発の休みも多い人の待遇も心地悪さもよーくわかっているので同士を求めているわけではないし、特に日本では男の人となるとさらに異質な眼差しを受けることでしょう。中盤はアメリカの状況です。公的支援が少ないために企業が努力するんですね。流動性が少ない日本社会では、会社も従業員も馴れ合い怠惰になっているように思います。後半は日本の現状です。くるみんマークも男性育児休業取得者が一人でもいればいいんですよね。たとえ1週間の有休扱いでも育児休業。一歩ではありますが、なんだかなあというのは拭えません。
と、重い気持ちになる本ですが、、、
なにもかも中途半端ですが、子育ても仕事もどっちもいいとこ取りで面白い毎日です。時間なんてあーっという間に過ぎるし、細かいことモヤモヤ悩んでる時間ももったいない!
ママさん宇宙飛行士だとか区長が育児休暇を取るということがニュースで大きく取り上げられる社会ですが、娘が大きくなるころには少しでも変わっているよう願います。